小学生を犯罪から守るための防犯意識

低学年のうちは1人で行動させない

小学生になったら、幼稚園や保育園時代と違って、親が付きっきりというわけにはいきません。しかし、まだ小さい低学年の子供は、物事の判断があやふやなので、いくら親が説明しても完全には防犯意識が高まりません。防犯ブザーを持たせても「いつ、どんな時に使えばいいのか」小さな子供には適切な判断がしにくいものです。もちろん、「知らない人についていってはいけない」という基本的な事は、早いうちから言い聞かせるべきですが、「少し知っている人」「最近知り合った人」などには簡単についていってしまいます。そういう時期には、とにかく子供を1人で行動させないようにすることが最大の防衛手段といえます。そして、子供の持ち物に名前を書く時は、外から見えない場所に書くことが大切です。ランドセルなら内側、靴や帽子は着用したら完全に隠れる場所、傘などには名前でなくマークを書くかシールを貼る。そして、家の表札にも子供の名前を書かないこと。子供が小さなうちはとにかく「1人にさせない」「第三者に子供の名前を知られない」ように気を配りましょう。

中学年になったら本格的に安全教育をする

小学生生活も慣れてきた3~4年生になると、一気に行動範囲が広がります。放課後に1人でお友達の家に遊びに行ったりもするでしょう。この時期になったら本格的に安全意識を高めるように何度もしつこいくらいに子供に話して聞かせましょう。この頃はもう防犯ブザーも適切に使えるようになるでしょうから、普段から使う練習をするようにしましょう。月に一度はブザーの動作確認をしたり電池切れになっていないか確認すると良いですね。GPSなど、色々な機能がついた携帯電話を持たせるのも良いですが、学校に持ち込むのを許可していないところも多いので、ブザーは必需品となります。ブザーは通学用と、その他の外出用に2つ用意します。通学用はランドセルの肩ベルトの手前で、すぐに手が届く場所に装着します。遊びに行くときは、ウエストのベルトの辺りが良いでしょう。首から下げるのは、遊んでいる時や、いざという時に犯人ともみあった際に首が締まってしまう危険があるのでNGです。

高学年になったら本人の意識を更に高める

小学生でも高学年になったら、夜に塾通いや習い事をする子供も増えてきます。いくらしっかりしている子供でも、たとえ男の子でも夜に1人で出歩くのは危険です。誰かが送り迎えをしてあげるのが一番ではありますが、共働きの家庭では難しいことも多いでしょう。1人で行動させる場合は、普段から、子供の移動ルートを重点的にチェックすることが重要です。携帯電話やブザーを必ず持たせ、人通りの多い明るいルートを選んで通わせるようにしましょう。普段から子供の防犯意識を高めて、子供と密に連絡を取り合うように心がけるだけでも危険を避けることができます。

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